IOGの新部門、開発者エクスペリエンスが開発アジリティを改善

社内プロセスを皮切りに、より優れたソリューションの構築とCardano開発エクスペリエンスの最適化に取り組む

2022年 1月 13日 Olga Hryniuk 5 分で読めます

IOGの新部門、開発者エクスペリエンスが開発アジリティを改善

グローバルリーチを意図して設計され、機能を強化したCardanoは、今やコア機能から生きたスマートコントラクトプラットフォームへと移行しています。Cardanoの成長と成熟をけん引しているのは、段階的な最適化と、科学的に検証されたシステム改良です。

「性急に動いて物事を破壊する」のは、Cardanoの構築方法ではありません。テクノロジーの最前線で、その中心にリサーチアジェンダを据えて取り組むなか、私たちは、数学的仕様記述やプロパティベースのテスト、高保証性ソフトウェアシステム配信の証明といった形式手法を使用し、ユーザーが安心してデジタル資産を管理できるように努めています。

プログラム可能性

コアシステムコンポーネントが正しく機能することを確実に保証するために、プログラミング言語の基礎としてHaskell…

DeFiについて優しく解説

Cardanoエコシステムの飛躍的成長が期待される2022年が開けた今、整理しておきたいDeFiにまつわる主な原則と専門用語

2022年 1月 10日 Olga Hryniuk 16 分で読めます

DeFiについて優しく解説

ADAユーザーとCardanoブロックチェーンのソフトウェア開発者の数は拡大し続けています。いくつものプロジェクトが最終テスト段階にあり、またはデプロイを始めている中、Cardano CubeBuilt on CardanoBuilding On CardanoEssential CardanoDevelopers.cardano.orgなどのサイトは、既存エコシステムのマッピングに追われています。Cardanoは、ブロックチェーンベースの製品、サービス、システムを構築するための、安全で堅牢なプラットフォームとして作成されました。堅実に開発していくための明確なロードマップで示されているように、現在はグローバルな規模で利用するためのスケーリング段階にあります。

DeFi…

2021:NFT、ロボット、グラフィティが分散化されたスマートCardanoに登場

かつてブログを彩ったBeepleがNFTで億万長者に。ロボットやCardanoグラフィティも登場

2021年 12月 27日 Anthony Quinn 22 分で読めます

2021:NFT、ロボット、グラフィティが分散化されたスマートCardanoに登場

驚くべきことに、コロナ禍によるショックの中でも、2021年1月はなかなか楽しいものでした。Byron(バイロン)からShelley(シェリー)へのアップグレードを実現した2020年はCardanoにとって重要な年でしたが、今年はそれを上回る重要な年となりました。ブロック生成の分散化が達成され、ネイティブトークン、スマートコントラクトが実現しました。そしてこの中には世界初のものもありました。いや、これでは先走りすぎていますね。まずは1月からこの一年を振り返りましょう。

2021年、IO GlobalがADAファンドの委任戦略を設定したことにより、何百ものコミュニティステークプールがその恩恵を受けました。1つを除き、IOGはすべてのパブリックプールを終了し、ステークはコミュニティのオペレーターに移されました。その額はプールごとに300万ADA…

2021年Cardanoの教育部門:パイオニアの年

忙しく過ごしたIOGチーム。これからの1年はさらに多忙に

2021年 12月 23日 Niamh Ahern 6 分で読めます

2021年Cardanoの教育部門:パイオニアの年

2021年は、Plutus(プルータス)パイオニアプログラム、そしてAtala(アタラ)パイオニアプログラムが開始されました。教材をより広範な人々に届けることを目指したこのインタラクティブなトレーニングコースは、これまでに何千人もの人々が受講しました。

講義や提供方法、サポートについてのフィードバックはとても好意的なもので、学習へ非常に熱心に取り組んでいることが示されています。そこで、2022年には他の科目の新たなプログラムや、PlutusとAtalaデジタルIDソフトウェアの両方でスマートコントラクトを作成するコースを増やそうと企画しています。DeFi(分散型金融)は、個人や企業の間で、中央当局なしに直接P2P金融取引を行える機能を提供することを目指しています。

プログラムの実施方法

これらのプログラムでは、受講者はIOGの教育部長Lars…

クリスマスにCardanoを(そして、誰かに訊かれたときの答え方)

今年の年末年始は、ちょっと暗号の世界からは離れて過ごすかもしれないけど、Cardanoが食卓で話題に上ったら、こんな風に会話を始めよう

2021年 12月 21日 Fernando Sanchez 9 分で読めます

クリスマスにCardanoを(そして、誰かに訊かれたときの答え方)

クリスマスのまえのよる、

おうちじゃ暗号もねしずまる、そう、Cardanoだってさ。

米国の学者、クレメント・クラーク・ムーアが『サンタクロースがやってきた』を書いたとき、暗号資産は確実に彼の頭にはありませんでした。歴史家によると、クラークはこの作品を娘へのクリスマスプレゼントとして書き、1822年のクリスマスイブに家族の前で読み上げたといいます。

19世紀第1四半期のクリスマスのお祝いは、おそらく後の時代よりもシンプルなもので、クリスマスの精神をもっと反映したものだったことでしょう。クリスマスディナーを囲んでの会話は、今日でもきっと家族の私的な事柄が話題の中心でしょうが、それでも暗号資産やブロックチェーンに関する話題が取り上げられる頻度は上がっています。人々の、この新しい謎めいて見えるデジタルワールドへの関心は高まりつつあります。