ノードの強化からブロックリーダーシップまで…2月のCardanoリリース
2022年はエコシステムへの配信予測可能性を充実させるために、複数のコードリリースをグループ化。今回は2022年最初の主要な更新内容を紹介します
2022年 2月 28日 5 分で読めます
Alonzoアップデートによるスマートコントラクト機能のデプロイに続き、Cardanoは現在パフォーマンスの最適化とスケーラビリティに重点を置いています。多彩な分散型アプリケーション(DApp)や分散型取引所(DEX)の立ち上げが始まり、今後数か月にわたりさらに多くが予定されています。2022年はCardanoが、現実の人々のためのサステナブルな金融(リアルFi)を提供するプラットフォームへと、また、分散型ガバナンスのフレームワークにより将来の開発が規制される環境へと進化を始める年です。
今後数週間、数か月にわたり、新たなリリースを通じて、最適化、スケーリングが実施され、新機能が導入されます。これは、テクノロジースタックの新機能をより管理しやすい定期的なリリースにグループ化する、明確に定義された増分更新で実施されます。202…
Cardanoが成長するためのナレッジベース:Cardano Stack Exchangeがベータ版を卒業
一新された「よくある質問」サイトがCardano関連トピックの知識共有を促進
2022年 2月 7日 8 分で読めます
コミュニティ主導型のCardanoナレッジベースCardano Stack Exchange (CSE)は、Stack Exchangeに成熟した学習コミュニティと認定され、インターネット上で最大規模のキュレーションサイトと同じカテゴリーに入れられています。
Cardanoの技術に関する詳細な知識の需要は、より多くの人々がCardanoでの構築に時間を費やすようになるにつれて着実に高まっています。このような需要を単一の組織で満たすことはできず、またすべきでもありません。これが、コミュニティ主導型のCSEアプローチへとつながりました。
Plutus開発者、研究者、ステークプールオペレーター、Cardanoプロジェクトチームメンバー、そして設立者。エコシステムにかかわるすべての専門家たちが、この需要に応えるために結集しました。CSEが試験期間を終了した(ベータラベルが削除された)という事実は、これが有益な、分散型知識…
Hydra Headの実装:完全なHydraビジョンへの最初のステップ
プロトコルスイートの第一弾、Hydra Headは、Cardanoのスケーリングにおける重要な要素です。これが全体像にどう位置づけられるのか、そして噂の真相に迫ります
2022年 2月 3日 18 分で読めます
ここまで、科学と理論を進めてきました。スケーラブルで多用性があり、高いスループットを持つブロックチェーンの基礎を築いてきました。そして今、着実な成長とシステム強化の時期を迎えています。分散型アプリケーション(DApp)開発をサポート、育成するために、最適化されたエコシステムを作り出すことを目標として、CardanoはBashoという山のふもとの丘に立っています。スマートコントラクトが搭載された今、Basho期のテーマはスケーリングとネットワークの最適化にあります。Hydraプロトコルファミリーは、この主要コンポーネントです。
Hydraについては、以前紹介しました。Hydraは、ネットワークセキュリティとスケーラビリティに対処するために設計されたレイヤー2ソリューションのアンサンブルです。Ouroboros研究チームの研究に端を発し、最初の論文の発表以降、独自路線を形作ってきました。Hydraは、大規模なストレージを必要とせずに、スループットの増加、遅延の最小化、コスト効率の高いソリューションを提供します。Hydra Headプロトコルの構想は2020年に始まりましたが、そのアイデアは、特にこの初期実装とプルーフオブコンセプト段階を通じて発展しています。その初期のアイデアに基づいて構築されたHydra Headプロトコルは、プルーフオブコンセプト…
パイプラインの導入:Cardanoのコンセンサス層スケーリングソリューション
2022年にデプロイが予定されているスケーリング向上の目玉の1つとなるパイプライン。その仕組み、そしてこれが重要である理由とは
2022年 2月 1日 5 分で読めます
パイプラインと聞いて、配管工が行うリフォームの専門用語と思っても無理からぬことです。ある意味、当たらずとも遠からずといえるでしょう。パイプラインは、実質的にCardanoの「配管」における進化です。これは、今年のスケーリング計画の主要な要素です。この計画については、成長に伴いCardanoに柔軟性を持たせるための系統的アプローチとして、その諸段階が先に公開されています。
いずれのブロックチェーンにとっても、成長と競争力を維持するのであれば、スケーリングとスループットは重要な検討課題です。CardanoがBasho開発期に入るにつれ、Cardanoのスケールが成長するエコシステムのニーズに確実に応えられるようにすることに焦点があてられています。言い換えれば、基盤となるプロトコルであるOuroboros Praosにより、現在Cardano…
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