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スタンフォード大学にInput Output Globalが投じる450万ドルのブロックチェーン研究ハブ

Input Output Globalは名門スタンフォード大学と提携し、ブロックチェーン研究へ資金を提供

2022年 8月 30日 Ivan Irakoze 7 分で読めます

スタンフォード大学にInput Output Globalが投じる450万ドルのブロックチェーン研究ハブ

Input Output Global, Inc.(IOG)は、高保証性のブロックチェーン技術開発において、査読を受けた学術研究に基づくプロセスを最優先しています。研究チームは、多様なトピックにわたり130本を超える研究論文を公開しており、その多くはCardanoの設計原理とIOGの新製品やサービスを支えています。

今週、スタンフォード大学に新たに450万ドルを投じた「ブロックチェーン研究ハブ」への資金提供により、ブロックチェーン研究の世界での最新のコラボレーションを発表できることを誇りに思います。

この新たな提携、その目的、そしてその背後にある素晴らしい頭脳について詳しく紹介します。

ブロックチェーンの未来のための新たな研究

ブロックチェーン技術は社会のさまざまな側面を改善することができます。しかし、この成長途上にあるこの分野における最近の事件(ブリッジのハッキング、ブロックチェーンの崩壊

Mithril概念実証がオープンソースに

Mithrilはステークベースの署名スキーム。ネットワークに参加するノードの同期時間と効率を向上させます。その参加方法とは

2022年 8月 29日 Olga Hryniuk 6 分で読めます

Mithril概念実証がオープンソースに

Cardanoのスケーリングが進む中、Input Output Global, Inc.(IOG)のエンジニアチームはネットワークのパフォーマンスを向上させるための様々なソリューションに取り組んでいます。Mithrilはそのようなソリューションの1つで、アプリケーション間のデータ同期の速度と効率を合理化することを目指しています。

7月の360ショーで、IOGテクニカルアーキテクトのArnaud BaillyがMithril開発の最新情報を報告しました。

Cardano運営にとってのMithrilの重要性

Cardanoノードを実行することによって、ユーザーはCardanoブロックチェーンとトラストレスな方法でやり取りすることができます。ネットワークは何千ものノードを…

Ofelimos解説

プルーフオブユースフルワークによってプルーフオブワークのエネルギーコストを最小限に抑えるOfelimos(オフェリモス)の仕組み

2022年 8月 18日 Ivan Irakoze <1 分で読めます

Ofelimosの詳細は、「Ofelimos:プルーフオブユースフルワークコンセンサスプロトコル」をご覧ください。

Ofelimos:プルーフオブユースフルワーク型コンセンサスプロトコル

IOGが、プルーフオブワーク型ブロックチェーンのエネルギー浪費を最小限に抑える、証明可能安全性を持つ新たなコンセンサスプロトコルの研究を発表

2022年 8月 16日 Olga Hryniuk 15 分で読めます

Ofelimos:プルーフオブユースフルワーク型コンセンサスプロトコル

プルーフオブワーク(PoW)のエネルギーコストとカーボンフットプリントの最小化は、暗号界で最も熱く議論されるテーマの1つです。ナカモトの最長チェーンプロトコルをプルーフオブユースフルワーク(PoUW)に置換することは、多くの観点から理想的な解決策として理論化されてきましたが、今日までその概念は納得のいくほどの安全な実現化に至っていません。

本日、有数の国際暗号会議Cryptoにて、Input Output Global, Inc.(IOG)は、コンセンサスメカニズムが同時に分散型最適化問題解消機能を持つ新しいPoUW型ブロックチェーンプロトコル、Ofelimos(オフェリモス)を発表しました。このコンセンサスメカニズムは「ワーク(作業)」を活用して、ブロックチェーンを維持するために実用的な利益に関する計算(コンピュテーション)の諸問題を解消します。

レイヤー1とレイヤー2:知っておくべきすべてのこと

ブロックチェーンアーキテクチャーについて語るとき、「レイヤー1」、「レイヤー2」という用語が頻繁に使われます。これは、2つの点から重要な概念です。ブロックチェーンネットワークがどのように構築されているかを説明する、そして、ブロックチェーンネットワークがどのようなものか、簡単に理解できるような視覚的表現を提供する、の2点。これを、詳しく解説します

2022年 8月 5日 Fernando Sanchez 18 分で読めます

レイヤー1とレイヤー2:知っておくべきすべてのこと

レイヤー1:定義

てっぺんにカップルの人形があしらわれた、何段(層、レイヤーと言ってもいいでしょう)にもなっているウェディングケーキを考えてみてください。美しいケーキが、ベースとなるしっかりとしたスタンドに乗っています。すべての目的において、このしっかりと固いケーキスタンドは、第1層(レイヤー1)としてケーキのインフラストラクチャーを支えています。何を言いたいかお分かりかもしれません。ブロックチェーンにおいて、レイヤー1はレイヤー2ソリューションを乗せるベースネットワークです。

レイヤー1:機能

この図式を念頭に置いて考えると、Cardanoはレイヤー1(ベースネットワーク)であり、その中には3つの独立した層(レイヤー)が含まれています。

  • ネットワーク層
  • コンセンサス層
  • 台帳層

ネットワーク層

Cardano…

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