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パイプラインの導入:Cardanoのコンセンサス層スケーリングソリューション

2022年にデプロイが予定されているスケーリング向上の目玉の1つとなるパイプライン。その仕組み、そしてこれが重要である理由とは

2022年 2月 1日 John Woods 5 分で読めます

パイプラインの導入:Cardanoのコンセンサス層スケーリングソリューション

パイプラインと聞いて、配管工が行うリフォームの専門用語と思っても無理からぬことです。ある意味、当たらずとも遠からずといえるでしょう。パイプラインは、実質的にCardanoの「配管」における進化です。これは、今年のスケーリング計画の主要な要素です。この計画については、成長に伴いCardanoに柔軟性を持たせるための系統的アプローチとして、その諸段階が先に公開されています。

いずれのブロックチェーンにとっても、成長と競争力を維持するのであれば、スケーリングとスループットは重要な検討課題です。CardanoがBasho開発期に入るにつれ、Cardanoのスケールが成長するエコシステムのニーズに確実に応えられるようにすることに焦点があてられています。言い換えれば、基盤となるプロトコルであるOuroboros Praosにより、現在Cardano…

急成長するネットワークで脈打つ心臓

Cardanoネットワークの核にあるノード。2022年、Cardanoのスケーリングにおいて統合テクノロジーが果たす役割とは

2022年 1月 19日 John Woods 6 分で読めます

急成長するネットワークで脈打つ心臓

最近の記事で、今後数週間、数か月で予想されるCardanoの成長に備えるための系統的アプローチを紹介しました。ますます多くの分散型アプリケーションがCardanoを拠点としていくにつれ、また、分散型金融(DeFi)と「リアルFi」のエコシステムが拡大、進化するにつれて、ブロックチェーンが適切に稼働できるようにする必要があります。

CardanoはBasho(バショウ)期に入り、最適化、スケーリング、ネットワークの成長に焦点が当てられています。今後数か月間で、トランザクショントラフィックの大幅な増加が予想されますが、これに対応するための柔軟化プロセスはここから始まります。コアノードの改良はこの一環です。ノードv1.33.0には多くの新機能や改良された既存要素が詰まっており、Cardanoの表現力とチェーンの機能性を向上させています。

ノードに含まれるもの

ゆっくりと確実にレースに勝つ:ネットワークを成長させるためのネットワークの進化

Cardanoスマートコントラクト時代の幕開けに続き、まもなく今後の成長を支えるネットワークの調整プログラムを始動

2021年 11月 22日 John Woods 10 分で読めます

ゆっくりと確実にレースに勝つ:ネットワークを成長させるためのネットワークの進化

Cardanoは構想段階から、セキュリティ、スケーラビリティ、分散化をベストのバランスに保つプラットフォームとして設計されました。したがって、ネットワーク層も、堅牢かつセキュアながら、何百万ものユーザーのグローバルな基盤を支えるために、成長とスケーリングに対して柔軟に対応できるよう、設計、構築されています。

安全で高度に分散化されたプルーフオブステークネットワークがしっかりと確立され、スマートコントラクトのコア機能がデプロイされた今、私たちは、最適化、スケーリング、ネットワークの成長に主眼を置くBasho(バショウ)期に向かって歩を進めています。

Cardano…

John Woods

John Woods

Director of Cardano Architecture

Engineering