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Catalyst Natives - あらゆる事業でCardanoイノベーションエンジンの利用が可能に
広範なCatalystプロジェクトの一環として、事業の規模を問わず日常業務の新たなユースケースにブロックチェーン技術の可能性を開くCatalyst Nativesプログラム
2021年 11月 10日 7 分で読めます
Cardanoコミュニティが主導するイノベーションエンジン、Project Catalystの一環である、Catalyst Nativesの初回パイロットについてお知らせします。Catalyst Nativesを使用すると、あらゆる組織が集団の力を活用して、ビジネス上の問題を解決したり、ソリューションの実装を外部委託することができるようになります。このプロジェクトは、規模の大小を問わず日常業務の新たなユースケースにブロックチェーン技術の可能性を開きます。
今後、一連のパイロットを展開します。まず、組織が独自の支払いソリューションを構築できるようにするエンタープライズグレードのフィンテック企業COTIと協力します。COTIは、Cardanoと提携して、非常に使用しやすくスケーラブルな、コミュニティ向けADA支払いソリューションを開発しています。結果として、ヨーロッパの小規模なホテルからアジアの大規模なEコマースサイトまで、オンライン販売業者は、自分のサイトに統合したadaPay…
プルーフオブステークブロックチェーンとして、Cardanoは安全性とネットワーク障害耐性が高まるよう設計されています。Ouroboros(ウロボロス)コンセンサスアルゴリズム、形式手法を使用したHaskellのビルトイン、査読を受けた学術研究によって推進されるCardanoは、分散化された非常にスケーラブルな方法で何百万ものトランザクションをグローバルに処理する、堅牢な環境を提供するために設計されています。
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新たなコラボレーションでUTXOブロックチェーンの勢いは続く
革新的なUTXOベースのソリューションを促進するアライアンスに、AlephiumとDigiByteが新たに参加
2021年 11月 9日 8 分で読めます
以前の記事で、Ergo、Nervos、 Topl、Komodoの各企業と協力して、UTXOベースのブロックチェーンの相互運用性、スケーラビリティ、プログラム可能性を強化する、UTXOアライアンスの結成についてお知らせしました。今日、このアライアンスに、UTXO会計モデルの強化を目指し、新たにAlephiumとDigiByteが参加したことを、喜びと共にお伝えしたいと思います。
私たちは急激な変化と技術的進歩の時代に生きており、ここではブロックチェーンが透明性、信頼性を合理化しセキュリティを強化する技術として機能します。UTXOアライアンス…
ガーナで新世代イノベーターをエンパワリング
継続する教育ミッション:ブロックチェーンソリューションを作成する80人の開発教習生を初回グループとして、新たなHaskellコースをガーナで開講
2021年 11月 5日 5 分で読めます
グローバルアウトリーチの一環として、ブロックチェーン技術を世界各地に普及させるために、ガーナにHaskellプログラミングコースを開講します。
この教育プログラムでは、地域産業がブロックチェーンに対応できるようにするためのプロジェクトの作成やアプリケーションの構築に必要なスキルが学習でき、80人の学生がこの恩恵を受けます。
技術的進歩の原動力となるブロックチェーン
米国の数学者、ハスケル・カリーにその名を由来するHaskellは、可能な限り「純粋」関数の使用を強調する関数型プログラミング言語です。すなわち、インプットが同じ時に常に同じ結果を返す関数です。これは、高保証性コードを必要とするシステム(ブロックチェーンなど)や、高度なフォーマル検証が必要なプログラムに特に重要です。これが、Cardanoの構築にHaskellを使用している理由です。
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Mithril:効率を高める、より強靭で、より軽いブロックチェーン
IOHKが開発する新プロトコルが、ステークベースの閾値署名スキームとして、透明性のある安全で軽量なステークの活用を可能に
2021年 10月 29日 14 分で読めます
Cardanoサミット2021で、IOHKの研究員Pyrros ChaidosとRoman Oliynykovが、IOHKによる研究およびエンジニアリングの成果であるMithril(ミスリル)の設計および目的を発表しました。Mithrilは、ステークベースの閾値署名スキームを提供します。これは、ブロックチェーンアプリケーションにおけるチェーンの同期、ステータスブートストラップ、信用に関する諸問題を解消するために、プロトコルとして実装することができます。
Mithrilは、中つ国に登場する想像上の金属で、鍛えることができ、非常に軽量ながら「鋼の3倍」の強度を持ち、黒ずみ曇ることはないとされています。したがって、この名称は、安全性における強靭さとプロトコル開発における軽量アプローチを象徴しています。
署名集約のためにステークを活用
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