CardanoにERC20を搭載
AGIなどのイーサリアムトークンをCardanoプルーフオブステークブロックチェーンで実行できるようにする新ERC20コンバーターがまもなくテストネットに登場
2021年 5月 17日 10 分で読めます
アプリケーションでブロックチェーンプロトコルを繋ぎ、協力することは、従来の金融システムに代わる分散型金融(DeFi)を達成するために欠かせません。
追跡サイトのDeFi Pulseによれば、‘現在750億ドル相当の暗号通貨がDeFiにロック’ されています。1年前の合計額は7億ドルでした。この値のほとんどは、ERC20トークン標準に基づいた暗号資産形式です。
しかし、イーサリアムのプルーフオブワークインフラストラクチャーは上昇し続けるコストが課題となっています。この問題を予見した私たちが代わりに提供するものは、Cardano設立時に設定された原則の1つです。これがまもなく結実します。
アプリケーション開発者および事業者に向けたさまざまなユースケースを拡張するために、CardanoはERC2…
委任戦略で新たに選ばれたステークプールを発表
Cardanoネットワークの健全性と多様性への取り組みとして、新たな委任ラウンドに選ばれたプールを発表します。
2021年 5月 14日 10 分で読めます
独立した、グローバルな分散型エコシステムというビジョンに向かって取り組むステークプールオペレーター(SPO)から力を得て、Cardanoは成長を続けています。ステークプールはCardanoネットワークの原動力。私たちは有望なプールを認識し、奨励するために委任戦略を開始しました。
Cardanoの拡大とネットワークの分散化という長期的ビジョンをサポートするため、私たちは終了したIO Globalプールのステークを数多くの有望なエコシステムのステークプールに委任し、そのビジネスを促進し、コミュニティの開発目標、技術的貢献、そして地理的分布を支援しています。分析結果は、この活動により、対象となったSPOはネットワーク内における安定性を増し、委任者や、アイデアおよび開発目的を共有するコミュニティメンバーを惹きつけていることを示しています。
多様性と分布
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戦略的パートナーがPlutusスマートコントラクトへの道を拓く
DeFi時代にCardanoをプライミングする開発者間のMetalampとRuntime Verification
2021年 5月 12日 9 分で読めます
Cardano Plutusスマートコントラクトの技術的インフラストラクチャーが準備されています。しかし、分散型金融(DeFi)用のこうしたインフラは、開発者がプラットフォームの使用を推進するコントラクトを作成しなければ、車の走らない道路のようなものです。 Plutusパイオニアプログラムは、2年以上前に始まった、進化型開発者教育スキームの一環として4月に開始されました。その目的は関数型プログラミングの学習希望者に系統的なトレーニングを提供し、HaskellやPlutusを使用してアプリを構築し始めることができるようにすることです。1,000人を超える熱心なPlutusの「見習い」開発者グループとともに、私たちは経験豊富なソフトウェア開発会社とパートナーシップを結び、数多くの分散型アプリケーション(DApps…
Cardanoネットワークの分散化は、長期的なサステナビリティ、回復性、中央集権的統治機関からの独立性を確保するうえでのカギとなります。ブロック生成が完全に分散化された今、次の焦点は分散型ステークプールオペレーター(SPO)エコシステムを開発し、分散されたノード間に信頼性の高い効果的な接続を構築することに置かれています。
ブロックとトランザクションを検証する力をステークプールオペレーターに付与するためには、ネットワークソフトウェアの強化が必要です。接続マネージャーのデプロイを伴うP2Pガバナーの有効化により、4月後半、P2Pプライベートテストネットのリリースが可能となりました。現在私たちはこのエンジニアリングテストネットを査定しており、その後招待制によるSPOグループの協力でテストおよび調整を行うP2P準パブリックテストネットを展開します。
P2Pガバナーに関する記事…
Runtime VerificationとIELE - 相互運用性から普遍性へ
KEVMとIELEがCardanoにもたらす、比類なきレベルのセキュリティ、スケーラビリティ、プログラム可能性
2021年 5月 10日 5 分で読めます
新興のRuntime Verification(RV)社の会長兼CEO、Grigore Rosu教授が3月のCardano360マンスリーショーに出演し、そのアイデアと、RVとIOHKのコラボレーションについて語ってくれました。
Rosu教授およびRVと私たちとのプロフェッショナルな関係は2017年に遡ります。教授の経歴が(どの言語でも)それを物語っています。Rosu教授はNASA、DARPA、Microsoftに勤め、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で教鞭をとってきました。
彼はまた、「単に失敗するわけにはいかないソフトウェア」と評されているKフレームワークを手掛けています。15年にわたり開発されているこのフレームワークの主要目的は、セキュリティの強化です。この詳細は後述するとして、まずは簡単に歴史を振り返ります。
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