Marlowe Playgroundにディープダイブ

Marloweコントラクトで自分のテンプレートを作成する方法と、カスタムメタデータを使用するための秘訣を公開

2022年 3月 4日 Pablo Lamela 11 分で読めます

Marlowe Playgroundにディープダイブ

Marloweは、Haskellに組み込まれたドメイン固有言語(DSL)で、ブロックチェーン用に、誰でもコーディングが可能な金融コントラクトを提供します。これは分散型金融(DeFi)用のプラットフォームであり、P2Pの直接的な融資、差金決済取引(CFD)、その他の類似商品をサポートします。Marloweによって、ユーザーは、ソフトウェア開発やブロックチェーン、スマートコントラクトにつきものの困難な学習をせずとも、自分の専門分野の知識を活かして、コントラクトを便利に作成、管理できます。

Marlowe Playgroundは、金融コントラクトを作成する練習ができるサンドボックス環境です。Playgroundは、Marloweを始め、JavaScriptHaskellBlockly

Cardanoのイノベーションエンジン、Project CatalystがFund8を開始

Project Catalystはエコシステムの成長を加速させ夢を現実にするCardanoのターボ付きエンジン

2022年 3月 2日 Kriss Baird 6 分で読めます

Cardanoのイノベーションエンジン、Project CatalystがFund8を開始

3か月ごとに、CardanoトレジャリーからADAで資金調達を受ける機会となるProject Catalystのイノベーションファンドキャンペーンが新たに開始されます。資金調達に値する素晴らしいアイデアを実現するための、構築、創造に役立つ価値あるリソースです。

協力、競争、人間の可能性を高める実験として始まったものが、1年あまりで世界最大の分散型イノベーションファンドになりました。最新のイテレーションFund8では1600万ドル相当のADAを管理します。Fund8ローンチガイドはこちらから確認してください。

グローバルコミュニティが協力して提案、評価し、最終的にどの提案に資金を提供するべきかを決定します。新しい分散型金融(DeFi)アプリケーションから金融包摂の不平等への取り組みまで、すべてが含まれます。もしくはリアルFi。これは、現実世界の経済アクティビティの摩擦を取り除き、現実の人々により低価格の融資や金融商品を提供する、製品のエコシステムを生み出します。たとえば、アフリカの起業家や労働者が所有する共同製造プロジェクト

ノードの強化からブロックリーダーシップまで…2月のCardanoリリース

2022年はエコシステムへの配信予測可能性を充実させるために、複数のコードリリースをグループ化。今回は2022年最初の主要な更新内容を紹介します

2022年 2月 28日 Tim Harrison 5 分で読めます

ノードの強化からブロックリーダーシップまで…2月のCardanoリリース

Alonzoアップデートによるスマートコントラクト機能のデプロイに続き、Cardanoは現在パフォーマンスの最適化とスケーラビリティに重点を置いています。多彩な分散型アプリケーション(DApp)や分散型取引所(DEX)の立ち上げが始まり、今後数か月にわたりさらに多くが予定されています。2022年はCardanoが、現実の人々のためのサステナブルな金融(リアルFi)を提供するプラットフォームへと、また、分散型ガバナンスのフレームワークにより将来の開発が規制される環境へと進化を始める年です。

今後数週間、数か月にわたり、新たなリリースを通じて、最適化、スケーリングが実施され、新機能が導入されます。これは、テクノロジースタックの新機能をより管理しやすい定期的なリリースにグループ化する、明確に定義された増分更新で実施されます。202…

Cardanoが成長するためのナレッジベース:Cardano Stack Exchangeがベータ版を卒業

一新された「よくある質問」サイトがCardano関連トピックの知識共有を促進

2022年 2月 7日 Ignacio Calderon de la Barca 8 分で読めます

Cardanoが成長するためのナレッジベース:Cardano Stack Exchangeがベータ版を卒業

コミュニティ主導型のCardanoナレッジベースCardano Stack Exchange (CSE)は、Stack Exchangeに成熟した学習コミュニティと認定され、インターネット上で最大規模のキュレーションサイトと同じカテゴリーに入れられています。

Cardanoの技術に関する詳細な知識の需要は、より多くの人々がCardanoでの構築に時間を費やすようになるにつれて着実に高まっています。このような需要を単一の組織で満たすことはできず、またすべきでもありません。これが、コミュニティ主導型のCSEアプローチへとつながりました。

Plutus開発者、研究者、ステークプールオペレーター、Cardanoプロジェクトチームメンバー、そして設立者。エコシステムにかかわるすべての専門家たちが、この需要に応えるために結集しました。CSEが試験期間を終了した(ベータラベルが削除された)という事実は、これが有益な、分散型知識

Hydra Headの実装:完全なHydraビジョンへの最初のステップ

プロトコルスイートの第一弾、Hydra Headは、Cardanoのスケーリングにおける重要な要素です。これが全体像にどう位置づけられるのか、そして噂の真相に迫ります

2022年 2月 3日 Matthias Benkort 18 分で読めます

Hydra Headの実装:完全なHydraビジョンへの最初のステップ

ここまで、科学と理論を進めてきました。スケーラブルで多用性があり、高いスループットを持つブロックチェーンの基礎を築いてきました。そして今、着実な成長とシステム強化の時期を迎えています。分散型アプリケーション(DApp)開発をサポート、育成するために、最適化されたエコシステムを作り出すことを目標として、CardanoはBashoという山のふもとの丘に立っています。スマートコントラクトが搭載された今、Basho期のテーマはスケーリングとネットワークの最適化にあります。Hydraプロトコルファミリーは、この主要コンポーネントです。

Hydraについては、以前紹介しました。Hydraは、ネットワークセキュリティとスケーラビリティに対処するために設計されたレイヤー2ソリューションのアンサンブルです。Ouroboros研究チームの研究に端を発し、最初の論文の発表以降、独自路線を形作ってきました。Hydraは、大規模なストレージを必要とせずに、スループットの増加、遅延の最小化、コスト効率の高いソリューションを提供します。Hydra Headプロトコルの構想は2020年に始まりましたが、そのアイデアは、特にこの初期実装とプルーフオブコンセプト段階を通じて発展しています。その初期のアイデアに基づいて構築されたHydra Headプロトコルは、プルーフオブコンセプト