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分散化:D=0デイとその後

本日ステークプールオペレーターがブロック生成を引き継ぎ、その役割はさらに拡大へ向かう

2021年 3月 31日 Tim Harrison 10 分で読めます

分散化:D=0デイとその後

本日21:44:51 GMT(日本時間4月1日6:44:51)、Cardanoのブロック生成は完全に分散化されます。これは重大な分岐点です。IOHK、EMURGO、Cardano財団が運営する7つのコアノードによる連合型ネットワークから、ステークプールオペレーター(SPO)のコミュニティがブロックを100%生成する、分散化した状態へと向かいます。

Cardanoはプルーフオブステーク型のブロックチェーンプラットフォームであり、査読済み研究を基礎に、世界でトップレベルの研究者やエンジニアのチームが、エビデンスベースのソフトウェア開発プロセスに則って開発しました。Cardanoは、この専門家集団のコアから、パワーを末端、すなわち個人のコミュニティまで確実に再配分させるために存在します。そして変化と進歩の推進力となるよう彼らをエンパワリングします。

Cardanoをここまで引っ張ってきたのはSPOコミュニティです。分散化パラメーターであるd値がゼロに達する

Cardano分散化への安全な切替え

コミュニティにより注入されたエントロピーを特徴とする、「ランダム性の公開アサーション」で幕を開けるイベント

2021年 3月 29日 Prof Alexander Russell 8 分で読めます

Cardano分散化への安全な切替え

プルーフオブステークブロックチェーンの安全性は、ネイティブトークンとその動力となるコンセンサスメカニズムとの相互依存関係により提供されます。結局のところ、ステークに応じてブロックを発行するノードを選出するためには、世界的なステークの分布状況を継続的に把握しなければならず、継続性の維持そのものが公正な選出メカニズムを必要とします。実際、数学的再帰を示唆する古典的象徴であるOuroboros(ウロボロス)という名は、そもそもこの関係に注意を向けるために採用されました。

Ouroborosプロトコルは、進化する一連のリーダーシップナンスを介してブロック生成者を決定します。各ナンスは12…

ブロックチェーン アフリカ2021:チャールズ・ホスキンソン基調演説

以下は、チャールズ・ホスキンソンが2021年3月18日にブロックチェーン アフリカ2021で行った、IOHKのアフリカのビジョンの概要を紹介するスピーチを編集、翻訳したものです。

2021年 3月 22日 Charles Hoskinson 13 分で読めます

アフリカと、銀行および非銀行口座利用者層というテーマ、経済アイデンティティというテーマは私が大切に思っているものです。10年以上前、私はマイクロファイナンス融資プラットフォームKivaを使っていましたが、ここから、ムハマド・ユヌスのBanker to the Poor(邦訳『ムハマド・ユヌス自伝 : 貧困なき世界をめざす銀行家』)を読むことに繋がり、なぜ世界の金融システムはバラバラなのか、なぜ、何の落ち度もない人々が、生まれる場所の運に恵まれなかったがために、どんなに一生懸命働いても、またはその人間性に拘わらず、永続的に貧困でいなければならないのかという問いについての議論を始めました。

コインベースへのADA上場とブルームバーグへのCardano追加で勢いが止まらない

Cardanoがまたも重要なマイルストンを達成。金融データ大手のブルームバーグがリアルタイムの市場情報プラットフォーム「ターミナル」にCardanoを追加し、主要取引所コインベースがADAを上場

2021年 3月 17日 Tim Harrison 6 分で読めます

コインベースへのADA上場とブルームバーグへのCardano追加で勢いが止まらない

ローマ皇帝ユリウス・カエサルにとっては忌まわしい日である3月15日は、Cardanoにとって吉日であることが示されました。Coinbase Proに上場されるとともに、ブルームバーグターミナルに追加されたのです。これはともに重要な発展であり、暗号資産界におけるCardanoの地歩を固めるものです。一方はADAにまったく新たな顧客ベースをもたらし、もう一方は世界の金融界にまったく新しいレベルでCardanoを可視化します。

コインベース - 新時代の到来?

コインベースへの上場はCardanoにとって新時代の幕開けであり、エキサイティングな時期に何百万もの新規ADA保有者をエコシステムにもたらす可能性を秘めています。Coinbase Pro

Cardanoの拡張UTXO - マルチ資産とスマートコントラクトをサポートするために構築された会計モデル(Part 2)

CardanoのEUTXO会計モデルを取り上げたブログ後編では、トランザクションコンポーネントやUTXOセットといった技術面に目を向けるとともに、Cardano EUTXOモデルの原理を掘り下げます

2021年 3月 12日 Fernando Sanchez 6 分で読めます

Cardanoの拡張UTXO - マルチ資産とスマートコントラクトをサポートするために構築された会計モデル(Part 2)

昨日は、Cardanoが採用する拡張UTXOモデルの概要を紹介し、これがビットコインやイーサリアムが取るアプローチといかに異なっているかを説明しました。では次に、トランザクションを構成するパーツであるインプットとアウトプットについて、少し詳しく見てみましょう。

トランザクションについて知っておくべきこと:アウトプットとインプット

「トランザクション」というと、通常金融関連をイメージします。このような意味はビットコインには当てはまるでしょうが(ビットコインのブロックチェーンはピア間の資金移転に使用されるため)、他の多くのブロックチェーン(Cardanoを含む)はもっと幅広い多様性を持ちます。こうしたケースでは、「トランザクション」という用語は非常に多くのニュアンスを帯びます。トランザクションと聞いて価値の移転を考える人もいるでしょう。

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