ブログ > 筆者 > Olga Hryniuk

DeFiについて優しく解説

Cardanoエコシステムの飛躍的成長が期待される2022年が開けた今、整理しておきたいDeFiにまつわる主な原則と専門用語

2022年 1月 10日 Olga Hryniuk 16 分で読めます

DeFiについて優しく解説

ADAユーザーとCardanoブロックチェーンのソフトウェア開発者の数は拡大し続けています。いくつものプロジェクトが最終テスト段階にあり、またはデプロイを始めている中、Cardano CubeBuilt on CardanoBuilding On CardanoEssential CardanoDevelopers.cardano.orgなどのサイトは、既存エコシステムのマッピングに追われています。Cardanoは、ブロックチェーンベースの製品、サービス、システムを構築するための、安全で堅牢なプラットフォームとして作成されました。堅実に開発していくための明確なロードマップで示されているように、現在はグローバルな規模で利用するためのスケーリング段階にあります。

DeFi…

新P2Pテストネットを紹介

ネットワークの分散化をさらに促進するため、新P2Pテストネットでステークプールオペレーターの小グループと協力

2021年 12月 8日 Olga Hryniuk 6 分で読めます

新P2Pテストネットを紹介

ブロックチェーンにより多くの機能を着実に追加しているCardanoは、勢いを増し続けています。先日紹介したように、スループットを拡大し、より多くのトランザクションをより素早く処理し、分散型アプリケーション(DApp)やスマートコントラクトの作成や使用の効率を上げるために、ネットワークを最適化しています。今週は、新たなP2Pテストネット立ち上げにより、完全な分散化に向けた継続的な推進をサポートするための重要な新イニシアチブを開始しました。

Cardanoは、Ouroborosアルゴリズムを介したプルーフオブステークコンセンサスを使用して、分散型の環境における信用と安全性を確保します。この中心にはおよそ300…

AGIXのERC20コンバーターテストネット配信

AGIXトークンのCardanoエコシステムへの移転を試せるパブリックテストネットが利用可能に

2021年 12月 7日 Olga Hryniuk 9 分で読めます

AGIXのERC20コンバーターテストネット配信

夏の初めにお届けした記事 では、Cardanoが、どのようにイーサリアムからのERC20トークン移転をサポートするかについて紹介しました。これはまず、SingularityNETとそのトークンAGIXから始まります。本日、AGIX ERC20コンバーターテストネットが公開され、いよいよコミュニティから評価を受ける準備が整いました。

SingularityNETは、このイニシアチブにおける最初のパートナーであり、コンバーターはSingularityNETコミュニティとのより深いコラボレーションに向けた旅の重要な一歩となります。

SingularityNETのCEOにしてチーフサイエンティストのBen Goertzel博士は次のように述べています。

AGIX-ADA/AGIX-ETHコンバーターの登場に非常に興奮しています。これはCardano…

新たなコラボレーションでUTXOブロックチェーンの勢いは続く

革新的なUTXOベースのソリューションを促進するアライアンスに、AlephiumとDigiByteが新たに参加

2021年 11月 9日 Olga Hryniuk 8 分で読めます

新たなコラボレーションでUTXOブロックチェーンの勢いは続く

以前の記事で、ErgoNervosToplKomodoの各企業と協力して、UTXOベースのブロックチェーンの相互運用性、スケーラビリティ、プログラム可能性を強化する、UTXOアライアンスの結成についてお知らせしました。今日、このアライアンスに、UTXO会計モデルの強化を目指し、新たにAlephiumDigiByteが参加したことを、喜びと共にお伝えしたいと思います。

私たちは急激な変化と技術的進歩の時代に生きており、ここではブロックチェーンが透明性、信頼性を合理化しセキュリティを強化する技術として機能します。UTXOアライアンス

Mithril:効率を高める、より強靭で、より軽いブロックチェーン

IOHKが開発する新プロトコルが、ステークベースの閾値署名スキームとして、透明性のある安全で軽量なステークの活用を可能に

2021年 10月 29日 Olga Hryniuk 14 分で読めます

Mithril:効率を高める、より強靭で、より軽いブロックチェーン

Cardanoサミット2021で、IOHKの研究員Pyrros ChaidosとRoman Oliynykovが、IOHKによる研究およびエンジニアリングの成果であるMithril(ミスリル)の設計および目的を発表しました。Mithrilは、ステークベースの閾値署名スキームを提供します。これは、ブロックチェーンアプリケーションにおけるチェーンの同期、ステータスブートストラップ、信用に関する諸問題を解消するために、プロトコルとして実装することができます。

Mithrilは、中つ国に登場する想像上の金属で、鍛えることができ、非常に軽量ながら「鋼の3倍」の強度を持ち、黒ずみ曇ることはないとされています。したがって、この名称は、安全性における強靭さとプロトコル開発における軽量アプローチを象徴しています。

署名集約のためにステークを活用