ダイナミックP2Pがメインネットで利用可能に

ノードv.1.35.6のリリースはダイナミックピアツーピア(P2P)ネットワーキング搭載。ネットワーク参加者は、静的な設定を必要としない自動ノード通信をテストできます

2023年 3月 16日 Olga Hryniuk 9 分で読めます

ダイナミックP2Pがメインネットで利用可能に

ダイナミックP2PネットワークはCardanoにとって重要な進化であり、ネットワークのパフォーマンス、復元力、分散化をさらに推進します。ピア選択プロセスを自動化することで、ダイナミックP2Pは分散しているノード間で強化された通信を可能にし、リレーノードまたはブロック生成ノードの実行プロセスを簡素化します。これにより、静的な設定や手動によるステークプールオペレーター(SPO)の入力が不要になります。

ダイナミックP2Pは、ノードv.1.35.6の組み込み機能として本日リリース。SPOコミュニティでは、リレーの1つをP2Pトポロジモードを使用するよう更新して、P2P機能をテストすることが推奨されています。今後数週間にわたって、IOGおよびCFチームはSPOコミュニティとともにネットワーク接続を評価し、ダイナミックP2P…

Valentineアップグレードに関するFAQ

先般のValentineアップグレードに関するよくある質問をまとめました

2023年 2月 27日 Fernando Sanchez 4 分で読めます

Valentineアップグレードに関するFAQ

Q - Valentine開発期内ハードフォークでは何が達成されますか。

A - 効率的なクロスチェーンアプリケーションの構築を可能にするため、Cardanoのネイティブ署名とともにECDSAおよびSchnorr署名をサポートする新しい組み込み関数が追加されました。実装されると、これらの機能はCardanoネイティブになります。さらに、専門家によるセキュリティ監査により、可能な限り最高レベルのセキュリティが保証されるという利点もあります。

Q - 開発期内ハードフォークとは何ですか。

A - 台帳に対する小さく焦点を絞ったセマンティクスの変更で、ハードフォークを必要としますが、台帳の開発期は変わりません(Babbageなど)。

Q - DApp開発者は、Cardano上でネイティブECDSAおよびSchnorr…

IOGアカデミー:Cardanoスマートコントラクト開発者になるための道

今月末開講の次回Plutusパイオニアプログラムへご参加ください

2023年 2月 9日 Arturo Mora 13 分で読めます

IOGアカデミー:Cardanoスマートコントラクト開発者になるための道

Cardanoブロックチェーンがより多くの機能と開発ツールを統合して進化するにつれて、Cardanoでスマートコントラクトを開発することへの関心が高まっています。新しい年が始まるにあたり、Input Output Global(IOG)教育チームは、Cardanoでスマートコントラクト開発を始めるために辿る経路と、学習の旅をサポートするために提供するリソースをこの投稿で共有したいと考えています。

IOGアカデミーとは

IOGアカデミーは、 ソフトウェア開発者と金融専門家がCardanoでスマートコントラクトを開発できるようにするための、IOG教育チームによるイニシアチブです。

この教育イニシアチブを通じて、オープンコース、テクニカルガイド、プレイブック、Q&Aセッションを提供し、Cardano開発コミュニティとつながり、学習者をサポートします。

Ouroboros Genesis:動的環境下でセキュリティを強化

2023年、Ouroboros GenesisがCardanoに登場。Genesisの主な機能は、ブロックチェーンの現状の正しいスナップショットを提供するために、選ばれたピアを信頼する必要なく、参加者が安全にネットワークに参加できるようにすることです。お読みください

2023年 2月 9日 Christian Badertscher 9 分で読めます

Ouroboros Genesis:動的環境下でセキュリティを強化

Ouroboros Genesis(ウロボロスジェネシス)は、プルーフオブステーク(PoS)型ブロックチェーンプロトコルで、その前身であるOuroboros Praos(プラオス)を拡張したものです。

まず思い出しておきたいことは、Ouroborosが大きく変動する可能性のある参加に対する耐性が組み込まれた、ナカモト型PoSプロトコルであるということです。これは、ネットワークの問題、ノードの不適切な設定、あるいはノードのダウンタイムを引き起こす恐れのある競合状態から生じる可能性のある多くの課題に対し耐性があることを意味しています。Ouroborosは、悪意のあるアクターの手にあるのがアクティブなステークの半分に満たない限り、安全であることが証明されています。しかも、この前提が一時的に破られたとしても、再び誠実な多数派の条件が成立すれば、Ouroborosは迅速に自己回復します。IOGによる2020年の研究論文

Cardanoワーキンググループへの参加方法

2023年 2月 3日 Ivan Irakoze 4 分で読めます

Cardanoワーキンググループへの参加方法

Cardanoエコシステムは、この一年で飛躍的に成長しました。この成長とともに、いくつか同時進行で拡大すべき開発分野が存在します。コミュニティの協力を介した有用性と相互運用性の分野に取り組む方法の一つは、多くの非公式な開発者のワーキンググループ(WP)を集めることです。これがどのようのものか、どのように参加するかを説明します。

ワーキンググループとは何か

ワーキンググループとは、一つのテーマに関して専門家と熱心なコミュニティメンバーが集まったものです。各グループは、エコシステムの成功と普及を推進するソリューションに関して、独自の目標を設定します。

Input Output Global(IOG)