スマートコントラクト登場

Cardanoトークンアップグレードを基盤とするAlonzoが、開発者にビジネスアプリの作成ツールを提供

2021年 4月 8日 Olga Hryniuk 9 分で読めます

スマートコントラクト登場

3月初頭、Mary(メアリー)が実装されました。これはユーザーがCardanoで取り引きするユニークなトークンを作成することを可能にするマルチ資産プロトコルです。トランザクションメタデータ、さらに12月のAllegra(アレグラ)によるトークンロックの実装、そしてネイティブトークンの作成と、私たちはCardanoを主要なスマートコントラクトプラットフォームとして確立させる素地を築いてきました。

次のプロトコルアップグレードであるAlonzo(アロンゾ)は、こうした機能の上に構築されます。Alonzoはハードフォークコンビネーター技術を使用して実装され、今からおよそ4か月後にスマートコントラクト(デジタル契約)をCardanoに追加します。スマートコントラクトの作成、および分散型金融(DeFi)向けの分散型アプリケーション(DApp…

ネットワークの分散化をP2Pで促進

ステークプール間のP2Pコミュニケーションにより、ネットワークが拡大するにつれCardanoがよりダイナミックで効率的に

2021年 4月 6日 Olga Hryniuk 11 分で読めます

ネットワークの分散化をP2Pで促進

Cardanoの分散化はブロックチェーンの運営責任をステークプールの手に委ねます。この重要な要素は、分布したすべてのノード間に安定した効果的な接続と、障害に対するネットワークの回復性を確保します。

より単純なブロックチェーンバージョンであるByronでは、Cardano財団、Emurgo、IOHKが操作する連合型(OBFT)ノードがブロック生成およびネットワーク接続の管理に全責任を負っていました。これは、ステークプールが運営する何千もの分散型ノードで構成されるシステムを構築する間、ネットワークを維持していました。Cardanoは分散化を達成するために、2017年の創設時以来システムをサポートしてきた連合型ノードを終えました。

2020年12月6日、kパラメーターを500に設定し、「実行可能」なプールの数を拡大することにより、さらなる分散化が促進されました。また、dを段階的に減らして、ブロック生成権を完全にコミュニティの手に移しました。現在すべてのブロックがステークプールオペレーター(SPO)コミュニティにより生成され、Cardano…

コミュニティステークプールへの委任の新ラウンド

単一プールを運営し、CardanoネットワークとコミュニティをサポートするオペレーターたちをADAで応援

2021年 4月 1日 Ben O'Hanlon 6 分で読めます

コミュニティステークプールへの委任の新ラウンド

昨日のブログでD=0デイを祝した通り、ブロック生成は今や100%Cardanoステークプールオペレーター(SPO)コミュニティの手に委ねられています。コミュニティプールはネットワークの血脈です。今年初頭、私たちはコミュニティステークプールの一団に3億ADA以上を委任し、活力に満ちたプルーフオブステーク(PoS)エコシステムへの約束を果たしました。

現在プールの数は2000を超え、流通するADAのほぼ4分の3を占めています。彼らの努力がネットワークを維持し、競合するすべてのPoSプロトコルに対して明確な標準を設定して、Ouroborosプロトコルの成功と認知に貢献しています。

新Plutusパイオニアプログラムについて知っておくべきすべてのこと

新設のインタラクティブなトレーニングコースでPlutusを学び、Plutusパイオニアとして認定を受けましょう - 来週開講です

2021年 4月 1日 Niamh Ahern 7 分で読めます

新Plutusパイオニアプログラムについて知っておくべきすべてのこと

来週から、第1回Plutusパイオニアトレーニングプログラムが始まります。参加者はPlutusの基本を学び、この新しいスマートコントラクト言語が公式にリリースされる前に、コードのテストに参加することができます。この画期的なプログラムは、エコシステム内で開発者を募集、訓練し、今年後半にPlutusがCardanoメインネットへ配信されるまでに準備を整えておくことを意図しています。

このコースについて3月のCardano360で紹介して以来、開発者コミュニティから大きな反響を得ています。この中には分散型アプリケーション(DApp)を構築したい開発者もいれば、Cardanoの主要な開発言語を使いたいと望むスマートコントラクトプログラマーもいます。今週は関心を示している全員(2,00…

分散化:D=0デイとその後

本日ステークプールオペレーターがブロック生成を引き継ぎ、その役割はさらに拡大へ向かう

2021年 3月 31日 Tim Harrison 10 分で読めます

分散化:D=0デイとその後

本日21:44:51 GMT(日本時間4月1日6:44:51)、Cardanoのブロック生成は完全に分散化されます。これは重大な分岐点です。IOHK、EMURGO、Cardano財団が運営する7つのコアノードによる連合型ネットワークから、ステークプールオペレーター(SPO)のコミュニティがブロックを100%生成する、分散化した状態へと向かいます。

Cardanoはプルーフオブステーク型のブロックチェーンプラットフォームであり、査読済み研究を基礎に、世界でトップレベルの研究者やエンジニアのチームが、エビデンスベースのソフトウェア開発プロセスに則って開発しました。Cardanoは、この専門家集団のコアから、パワーを末端、すなわち個人のコミュニティまで確実に再配分させるために存在します。そして変化と進歩の推進力となるよう彼らをエンパワリングします。

Cardanoをここまで引っ張ってきたのはSPOコミュニティです。分散化パラメーターであるd値がゼロに達する