ネイティブトークンがCardanoに新たなユーティリティをもたらす
まもなくユーザーがCardanoで取引きする独自のオンチェーントークンを作成することが可能に
2021年 2月 4日 7 分で読めます
メアリー・シェリーの肖像 Richard Rothwell(1800~1868)
Goguen(ゴーグエン)ロールアウトは継続中であり、分散型のマルチ資産(MA)プラットフォームへとCardanoを進化させるための重要な要素がまた加わりました。Goguen Mary(メアリー:作家メアリー・シェリーに由来)への更新では、ユーザー定義のトークンを作成する機能が導入されます。これらのカスタムトークンは「ネイティブ」であり、まさにADAのように、直接ブロックチェーン上で取引きすることができます。ADAがCardanoの主通貨であるのはそのままに、Cardanoはマルチ資産(MA)ブロックチェーンへと変容し、その可能性をさまざまに広げます。このMA機能は新たに開発された、世界各地の開発者の中心軸となり、Cardanoのリーチと可能性をさらに広げます。
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先週は、リニューアルされたPlutus Playgroundがリリースされました。これは、Plutusプラットフォームのショーケースであり、その中核となるのは1つの高次言語、Haskellでスマートコントラクトアプリケーションが作成できる機能です。
このツールチェーンは、単一のHaskellプログラムにより、ユーザーが自分のコンピューターで実行できる実行ファイルのみでなく、Cardanoブロックチェーンで実行できるコードを作成することを可能にします。これにより、ユーザーは実績のある、上質なプログラミング言語とともに、標準ツールおよびライブラリーサポートを利用することができます。必要に迫られない限り、専用のプログラミング言語と中途半端なツールを習得したいと思う人はいませんよね。
この動力となる技術はPlutus Txと呼ばれますが、これは要はHaskell…
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