昨日、#CardanoAfricaショーで、私たちはアフリカ大陸に対する大胆なビジョンと、それを実現する方法を発表しました。ここでは、この特別なイベントの導入部をお届けします。
2015年2月、私は夢を持ってInput Outputをスタートしました。自分自身の生活をコントロールするすべを持たない何十億という世界中の人々に、経済的なアイデンティティをもたらすという夢です。
現実に、人々は2つの異なる設定下で暮らしています。1つは先進国、そしてもう1つは発展途上国です。私のように、先進国に暮らすほとんどの人々は、多くのものを当たり前だととらえています。実際に、私たちにとって、ID…
Plutusについて知っておくべきこと
開発者はPlutusとAlonzoプロトコルアップグレードで可能となったCardanoスマートコントラクトの到来に備えています
2021年 4月 13日 12 分で読めます
前回のブログでは、Cardanoにスマートコントラクトサポートを導入するプロトコルアップグレード、Alonzoを紹介しました。AlonzoはPlutusを使用した機能的なスマートコントラクトを開発するためのインフラを整え、ツールを追加します。
PlutusプラットフォームはCardanoブロックチェーンにネイティブなスマートコントラクト言語を提供します。Plutusを理解し十分に使いこなすためには、3つのコンセプトを理解することが必要です。
- 拡張UTXOモデル(EUTXO)
- Plutus Core(プルータスコア) - Plutusのオンチェーン部分
- Plutus Application Framework(プルータスアプリケーションフレームワーク:PAF) ‒ スマートコントラクトのやり取りを可能にするPlutusのオフチェーン部分
Plutus…
3月初頭、Mary(メアリー)が実装されました。これはユーザーがCardanoで取り引きするユニークなトークンを作成することを可能にするマルチ資産プロトコルです。トランザクションメタデータ、さらに12月のAllegra(アレグラ)によるトークンロックの実装、そしてネイティブトークンの作成と、私たちはCardanoを主要なスマートコントラクトプラットフォームとして確立させる素地を築いてきました。
次のプロトコルアップグレードであるAlonzo(アロンゾ)は、こうした機能の上に構築されます。Alonzoはハードフォークコンビネーター技術を使用して実装され、今からおよそ4か月後にスマートコントラクト(デジタル契約)をCardanoに追加します。スマートコントラクトの作成、および分散型金融(DeFi)向けの分散型アプリケーション(DApp…
Cardanoの分散化はブロックチェーンの運営責任をステークプールの手に委ねます。この重要な要素は、分布したすべてのノード間に安定した効果的な接続と、障害に対するネットワークの回復性を確保します。
より単純なブロックチェーンバージョンであるByronでは、Cardano財団、Emurgo、IOHKが操作する連合型(OBFT)ノードがブロック生成およびネットワーク接続の管理に全責任を負っていました。これは、ステークプールが運営する何千もの分散型ノードで構成されるシステムを構築する間、ネットワークを維持していました。Cardanoは分散化を達成するために、2017年の創設時以来システムをサポートしてきた連合型ノードを終えました。
2020年12月6日、kパラメーターを500に設定し、「実行可能」なプールの数を拡大することにより、さらなる分散化が促進されました。また、dを段階的に減らして、ブロック生成権を完全にコミュニティの手に移しました。現在すべてのブロックがステークプールオペレーター(SPO)コミュニティにより生成され、Cardano…
昨日のブログでD=0デイを祝した通り、ブロック生成は今や100%Cardanoステークプールオペレーター(SPO)コミュニティの手に委ねられています。コミュニティプールはネットワークの血脈です。今年初頭、私たちはコミュニティステークプールの一団に3億ADA以上を委任し、活力に満ちたプルーフオブステーク(PoS)エコシステムへの約束を果たしました。
現在プールの数は2000を超え、流通するADAのほぼ4分の3を占めています。彼らの努力がネットワークを維持し、競合するすべてのPoSプロトコルに対して明確な標準を設定して、Ouroborosプロトコルの成功と認知に貢献しています。
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