コインベースへのADA上場とブルームバーグへのCardano追加で勢いが止まらない
Cardanoがまたも重要なマイルストンを達成。金融データ大手のブルームバーグがリアルタイムの市場情報プラットフォーム「ターミナル」にCardanoを追加し、主要取引所コインベースがADAを上場
2021年 3月 17日 6 分で読めます
ローマ皇帝ユリウス・カエサルにとっては忌まわしい日である3月15日は、Cardanoにとって吉日であることが示されました。Coinbase Proに上場されるとともに、ブルームバーグターミナルに追加されたのです。これはともに重要な発展であり、暗号資産界におけるCardanoの地歩を固めるものです。一方はADAにまったく新たな顧客ベースをもたらし、もう一方は世界の金融界にまったく新しいレベルでCardanoを可視化します。
コインベース - 新時代の到来?
コインベースへの上場はCardanoにとって新時代の幕開けであり、エキサイティングな時期に何百万もの新規ADA保有者をエコシステムにもたらす可能性を秘めています。Coinbase Pro…
Cardanoの拡張UTXO - マルチ資産とスマートコントラクトをサポートするために構築された会計モデル(Part 2)
CardanoのEUTXO会計モデルを取り上げたブログ後編では、トランザクションコンポーネントやUTXOセットといった技術面に目を向けるとともに、Cardano EUTXOモデルの原理を掘り下げます
2021年 3月 12日 6 分で読めます
昨日は、Cardanoが採用する拡張UTXOモデルの概要を紹介し、これがビットコインやイーサリアムが取るアプローチといかに異なっているかを説明しました。では次に、トランザクションを構成するパーツであるインプットとアウトプットについて、少し詳しく見てみましょう。
トランザクションについて知っておくべきこと:アウトプットとインプット
「トランザクション」というと、通常金融関連をイメージします。このような意味はビットコインには当てはまるでしょうが(ビットコインのブロックチェーンはピア間の資金移転に使用されるため)、他の多くのブロックチェーン(Cardanoを含む)はもっと幅広い多様性を持ちます。こうしたケースでは、「トランザクション」という用語は非常に多くのニュアンスを帯びます。トランザクションと聞いて価値の移転を考える人もいるでしょう。
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Cardanoの拡張UTXO - マルチ資産とスマートコントラクトをサポートするために構築された会計モデル
Cardanoは革新的な拡張UTXO会計モデルでマルチ資産とスマートコントラクトをサポートします。この2部構成のブログではまず、さまざまなブロックチェーンの会計システムとEUTXOの重要性を見ていきましょう
2021年 3月 11日 6 分で読めます
ブロックチェーンネットワークは複雑なデータ構造です。トランザクションは継続的にチェーンと交差し、基盤となる台帳の完全性と信頼性を維持するために慎重な追跡と管理を必要とするデジタルフットプリントを作り出します。
ブロックチェーン界には、UTXOベースのブロックチェーン(例えばビットコイン)と、アカウントベースのチェーン(イーサリアムなど)という、2つの主要な会計台帳が存在します。
この2つの重量級暗号通貨は、それぞれ多くの基本的な点で異なりますが、本稿ではその会計モデルに焦点を当てたいと思います。ビットコインは未使用トランザクションアウトプット(UTXO)モデルを、イーサリアムはアカウントベースモデルを使用しています。
Cardanoは、ビットコインのUTXOモデルとイーサリアムのスマートコントラクト処理能力を組み合わせた、拡張UTXO(Extended…
3月末、ジェネシスノードが処理するトランザクションの割合を管理する「d」パラメーターが0になるときが、Cardanoにとってもう一つのマイルストンが訪れます。この時点で、ブロック生成の責任が完全に分散化されます。言い換えれば、Cardanoネットワークの1800を超えるコミュニティプールが唯一、ブロックの生成に責任を負うことになります。
d=0デイは、Cardanoが続けている旅のランドマークになります。2020年7月にShelleyを配信した当初、dは1.0に設定されていました。これは、すべてのブロックが連合型ノードからなるIOHKのネットワークにより生成されていたことを意味します。もちろん、これは分散化とは真逆でしたが、ステークプールオペレーター(SPO)のネットワークが稼働を始めたばかりの時期のアプローチとして適切なものでした。
d=0デイの準備
d…
CardanoにGLOWを搭載
Devnetに、Cardanoがサポートする最新の言語GLOWが登場。その作成者にDApp開発のDSL構築について訊いてみました
2021年 2月 26日 7 分で読めます
2020年末、Cardanoに複数の開発言語をもたらすという長期的な戦略を支えるDevnetプランが発表されました。これについての概要は「Island, Ocean, Pond」という動画で語られています。今週、イーサリアム仮想マシン(EVM)上に構築された、GLOW言語をサポートする新しい開発環境が公開されます。
Mutual Knowledge Systems(ミューチュアル・ノレッジ・システムズ)のフランソワ=ルネ・リドー氏は、検証可能なDAppを誰もが単一の仕様で作成し、EVMネットワークにデプロイできるドメイン固有言語(DSL)、GLOWの生みの親です。リドー氏(別名Fare)に、GLOWについてのビジョンと、これまでのCardanoの歩みについて訊いてみました。
去年末に、Devnetというアプローチについて発表したとき、はじめてGLOW…
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