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ワドラー、科学の巨匠に仲間入り

世界最古の科学アカデミーである王立協会のフェローシップでライトアップされる、Cardanoの発展をリードする業績

2023年 7月 6日 Anthony Quinn 23 分で読めます

ワドラー、科学の巨匠に仲間入り

フィリップ・ワドラー教授は、マニュエル・チャクラヴァティとともにブロックチェーンのスマートプログラミング言語であるPlutusの共同作成者として多くのCardanoユーザーに知られています。コンピューター言語と関数型プログラミングに関する彼の業績は、教授職、数々の賞、エディンバラ王立協会のフェローシップとして結実しました。Java、Haskell、XQueryばかりでなく、関数型言語を使ったことがある人は誰でも、ワドラーの仕事から恩恵を受けています。

今月、ワドラーは世界最古の科学アカデミーである王立協会のフェローに就任し、ニュートンを含む科学の巨匠の仲間入りを果たします。FRSと称されるのです。

この受賞は、マイクロプロセッサーの時代とデジタル技術の隆盛期にまたがるキャリアの証です。学術研究の貢献度はh-Indexシステムで測定されます。2…

Marloweセキュリティの総合ガイド:監査結果、組み込まれた機能制限、台帳のセキュリティ機能

Marloweが安全なスマートコントラクト開発プラットフォームである理由を解説します

2023年 6月 27日 Fernando Sanchez 27 分で読めます

Marloweセキュリティの総合ガイド:監査結果、組み込まれた機能制限、台帳のセキュリティ機能

免責事項:Marloweセキュリティに関する本稿の内容は、いかなる種類の保証もなく「現状のまま」提供されています。本稿の内容は、財政、投資、法律、税金に関するアドバイスを含むがこれに限定されない専門的なアドバイスを目的としたものではありません。Input Output Globalは、読者が本稿から得られる情報の使用またはこれへの依存に一切の責任を負いません。

はじめに

ほとんどのブロックチェーンにおいて、スマートコントラクトとは、事前に定義された特定の条件が満たされると自動で実行されるコンピュータープログラムです。Cardanoではこれがやや異なります。スマートコントラクトの実行は、Cardano…

最近のSECによる申し立てへのIOGの回答

2023年 6月 7日 Input Output 2 分で読めます

最近のSECによる申し立てへのIOGの回答

IOGは、最近のSECによるバイナンスおよびコインベースに対する訴状、これに当社、Cardanoネットワーク、CardanoのネイティブトークンであるADAへの言及が含まれていることを認識しています。

この申し立てには事実上不正確な個所が多々あり、いかなる形でもIOGの業務に影響を与えることはありません。いかなる状況においても、米国証券法においてADAは証券ではありませんし、これまでそうであったこともありません。分散型ブロックチェーンがどのように運営されるかを理解することが、責任ある法律を制定するうえでの基本的要素となります。IOGは引き続き、消費者を保護するだけでなく、分散型プロトコルを構築しているコミュニティ内でイノベーションを抑制することのないフレームワークの開発を支援するために、規制当局との業界横断的なコラボレーションを歓迎します。SEC…

Marloweリリース:Marloweのスマートコントラクトツールセットが持つ力をいち早く体験

スマートコントラクトを構築、実行するためのツールセットを提供するMarloweがメインネットにリリース。今すぐMarloweスマートコントラクトをチェックし、作成し、デプロイしてみてください

2023年 6月 1日 Fernando Sanchez 13 分で読めます

Marloweリリース:Marloweのスマートコントラクトツールセットが持つ力をいち早く体験

Marloweは監査が済み、Cardanoメインネットへデプロイされました。初期ユーザーにとって、今こそMarloweの高保証機能を探り、テストする絶好の機会です。

Marloweは、安全なスマートコントラクトを簡単に作成、テスト、デプロイ、収益化するための直感的なソリューションを開発者に提供し、ユーザーが分散型アプリケーション(DApp)の可能性を最大限に引き出すことを可能にします。

この初回デプロイは、ユーザーの操作性に関する情報を収集し、開発者がドキュメントの使用性に関する見解を共有する機会を提供するほか、新しいユースケースのアイデアやツール拡張の提案など、さまざまな目的に使用できます。

また、Marloweとは何か、これが解決する諸問題、そのコンポーネントと主な利点、Marlowe…

Atala PRISM:分散型ソリューションでデジタルIDを先駆け

分散型IDはIOGが構築しているネットワークの状態とシステムの要。その最新情報をお伝えします

2023年 5月 11日 Olga Hryniuk 7 分で読めます

Atala PRISM:分散型ソリューションでデジタルIDを先駆け

IDは私たちの生活のあらゆる側面で基盤を成しています。私的な場でも、仕事の場でも、個人や、保険会社、銀行、サービスプロバイダーといった企業や機関との日常的なやり取りの中心的な概念として機能します。パスポート、運転免許証、IDカード(クレデンシャル)などの物理的な文書は、個人の身元、年齢、居住地、その他の詳細情報を証明するためのシンプルな手段となります。同様に、学歴のクレデンシャルは、学術資格やプログラムの修了を認証するのに役立ちます。

しかし、デジタルイノベーションが急速に発展しているとはいえ、オンラインでの身元確認は依然として課題となっています。

IOGの製品責任者であるTony Roseは、先頃、Cardano Hotel Podcastのインタビューに応え、Atala PRISMと分散型IDについて語りました。ここでは、その主な論点を紹介します。