Laceリリース。その使命とマイルストンとは

Web3の世界は、分散型ID、分散型アプリ（DApps）、分散型金融（DeFi）の拡大を続ける世界。テクノロジーが進化していく中で、複雑さから脱しきれないユーザーエクスペリエンス。

そんな中、Input Output Global（IOG）から新たにWeb3ウォレットプラットフォーム、Laceが登場しました。誰でもWeb3を簡単に利用できるマルチチェーンというビジョンを持って構築されたLaceは、ユーザーとWeb3とのインタラクションの再定義を試みています。

Laceの歩みとその主な目的について紹介します。

メインネットへ向けたLaceの歩み

2021年のCardanoサミットで、Project One（現Lace）はブロックチェーン界の隙間を埋めるためのライトウォレットコンセプトとして発表されました。その後まもなく、IOGのチームは、Laceが没入型Web3プラットフォームになる可能性があることに気づきます。調査の結果、Laceは適切な技術を実装、推進するために、適切なチームに委ねられました。

最高水準のセキュリティ、スケーラビリティ、品質保証を確実に満たすために、Laceチームはブロックチェーンセキュリティの第一人者であるFYEOを外部監査担当に迎え、プラットフォームの監査とコードレビューを実施。FYEOの承認を得たIOGの開発者は、プラットフォームの機能を微調整するためにクローズドデータテストを実施しました。

2022年、Consensus、Rare Bloom、IO ScotFestといったCardanoコミュニティイベントでLaceチームがプラットフォームを発表したことで、Laceに対する期待が高まります。その反応は圧倒的に好感触でした。

幅広いユーザーが使用できるようにするために、チームはランダムに選択したユーザー集団を対象にベータテストプログラムを実施し、Laceのユーザーエクスペリエンスを向上させる方法について意見を収集。プラットフォームの改良はフィードバックを受けながら続けられ、プリプロテスト環境へのリリースにより、さらに広範なCardanoコミュニティにより使用が試されました。

そしてついに、数か月に及ぶ努力と微調整の末、Lace 1.0がメインネットにリリースされました。Lacceプラットフォームは主要なウォレット機能を搭載してリリースされますが、今後さらに多くの機能が追加されます。チームの精力的な取り組みと卓越性へのこだわりによって築かれた基盤に、後続バージョンではより多くの機能が搭載されます。

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Laceの主要目的

Laceは単なる資産用デジタルウォレットにとどまりません。IDに主眼を置いた相互運用可能というビジョンは、Web3エコシステムを統合し、新興市場の個人と企業を支援するIOGのリアルファイナンス（リアルFi）という目標の実現を目指しています。

セキュリティ、スケーラビリティ、品質保証

Laceは、証拠に基づくソフトウェア開発と査読済みの研究に対するIOGのコミットメントを維持しながら、セキュリティを損なうことなく迅速なトランザクションを提供します。Laceのセキュリティ保証により、分散型開発者コミュニティはWeb3で安全に構築できます。

シームレスなWeb3体験

Laceは、デジタル資産、DApp、DeFi、リアルFiをChrome限定ブラウザー拡張機能に統合するWeb3ハブです。他のWebブラウザー用のLaceデスクトップと拡張機能はまもなく提供されます。

Laceユーザーエクスペリエンス動画

グローバルに価値を創造

Laceの直感的で使いやすいUI/UXにより、Web3の操作が簡単に行えます。

• ブロックチェーン初心者にやさしい明確な指示、専門用語の簡易化
• 情報提供、教育、知識の拡大に役立つ無料のリソースライブラリー
• ウォレットへの常時アクセスを可能にするオフライン機能

これらの機能により、リアルFiへのアクセスが容易になり、現在アクセスできないユーザーのために公正な財務管理とID管理によって、価値と機会をグローバルに創出できます。

今すぐLaceを入手して、成長を続けるコミュニティに参加を

Laceは現在メインネットで公開中。エキサイティングなWeb3体験を実現する多くの機能にアクセスできるようになりました。

Laceのサイトでは以下が実行できます。

• ChromeブラウザーにLace 1.0を追加する
• LaceのDiscordチャネルに参加して、チームやコミュニティと交流する
• 登録して、Laceに関するニュースや最新情報を受け取る