コミュニティステークプールへの委任の新ラウンド

単一プールを運営し、CardanoネットワークとコミュニティをサポートするオペレーターたちをADAで応援

2021年 4月 1日 Ben O'Hanlon 6 分で読めます

コミュニティステークプールへの委任の新ラウンド

昨日のブログでD=0デイを祝した通り、ブロック生成は今や100%Cardanoステークプールオペレーター(SPO)コミュニティの手に委ねられています。コミュニティプールはネットワークの血脈です。今年初頭、私たちはコミュニティステークプールの一団に3億ADA以上を委任し、活力に満ちたプルーフオブステーク(PoS)エコシステムへの約束を果たしました。

現在プールの数は2000を超え、流通するADAのほぼ4分の3を占めています。彼らの努力がネットワークを維持し、競合するすべてのPoSプロトコルに対して明確な標準を設定して、Ouroborosプロトコルの成功と認知に貢献しています。

新Plutusパイオニアプログラムについて知っておくべきすべてのこと

新設のインタラクティブなトレーニングコースでPlutusを学び、Plutusパイオニアとして認定を受けましょう - 来週開講です

2021年 4月 1日 Niamh Ahern 7 分で読めます

新Plutusパイオニアプログラムについて知っておくべきすべてのこと

来週から、第1回Plutusパイオニアトレーニングプログラムが始まります。参加者はPlutusの基本を学び、この新しいスマートコントラクト言語が公式にリリースされる前に、コードのテストに参加することができます。この画期的なプログラムは、エコシステム内で開発者を募集、訓練し、今年後半にPlutusがCardanoメインネットへ配信されるまでに準備を整えておくことを意図しています。

このコースについて3月のCardano360で紹介して以来、開発者コミュニティから大きな反響を得ています。この中には分散型アプリケーション(DApp)を構築したい開発者もいれば、Cardanoの主要な開発言語を使いたいと望むスマートコントラクトプログラマーもいます。今週は関心を示している全員(2,00…

分散化:D=0デイとその後

本日ステークプールオペレーターがブロック生成を引き継ぎ、その役割はさらに拡大へ向かう

2021年 3月 31日 Tim Harrison 10 分で読めます

分散化:D=0デイとその後

本日21:44:51 GMT(日本時間4月1日6:44:51)、Cardanoのブロック生成は完全に分散化されます。これは重大な分岐点です。IOHK、EMURGO、Cardano財団が運営する7つのコアノードによる連合型ネットワークから、ステークプールオペレーター(SPO)のコミュニティがブロックを100%生成する、分散化した状態へと向かいます。

Cardanoはプルーフオブステーク型のブロックチェーンプラットフォームであり、査読済み研究を基礎に、世界でトップレベルの研究者やエンジニアのチームが、エビデンスベースのソフトウェア開発プロセスに則って開発しました。Cardanoは、この専門家集団のコアから、パワーを末端、すなわち個人のコミュニティまで確実に再配分させるために存在します。そして変化と進歩の推進力となるよう彼らをエンパワリングします。

Cardanoをここまで引っ張ってきたのはSPOコミュニティです。分散化パラメーターであるd値がゼロに達する

Cardano分散化への安全な切替え

コミュニティにより注入されたエントロピーを特徴とする、「ランダム性の公開アサーション」で幕を開けるイベント

2021年 3月 29日 Prof Alexander Russell 8 分で読めます

Cardano分散化への安全な切替え

プルーフオブステークブロックチェーンの安全性は、ネイティブトークンとその動力となるコンセンサスメカニズムとの相互依存関係により提供されます。結局のところ、ステークに応じてブロックを発行するノードを選出するためには、世界的なステークの分布状況を継続的に把握しなければならず、継続性の維持そのものが公正な選出メカニズムを必要とします。実際、数学的再帰を示唆する古典的象徴であるOuroboros(ウロボロス)という名は、そもそもこの関係に注意を向けるために採用されました。

Ouroborosプロトコルは、進化する一連のリーダーシップナンスを介してブロック生成者を決定します。各ナンスは12…

ブロックチェーン アフリカ2021:チャールズ・ホスキンソン基調演説

以下は、チャールズ・ホスキンソンが2021年3月18日にブロックチェーン アフリカ2021で行った、IOHKのアフリカのビジョンの概要を紹介するスピーチを編集、翻訳したものです。

2021年 3月 22日 Charles Hoskinson 13 分で読めます

アフリカと、銀行および非銀行口座利用者層というテーマ、経済アイデンティティというテーマは私が大切に思っているものです。10年以上前、私はマイクロファイナンス融資プラットフォームKivaを使っていましたが、ここから、ムハマド・ユヌスのBanker to the Poor(邦訳『ムハマド・ユヌス自伝 : 貧困なき世界をめざす銀行家』)を読むことに繋がり、なぜ世界の金融システムはバラバラなのか、なぜ、何の落ち度もない人々が、生まれる場所の運に恵まれなかったがために、どんなに一生懸命働いても、またはその人間性に拘わらず、永続的に貧困でいなければならないのかという問いについての議論を始めました。