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ワイオミングのBlockchain StampedeでCardano Day

ワイオミング大学がララミーの2024 Blockchain Stampedeでブロックチェーンイノベーションを先導

2024年 10月 21日 Alejandro Garcia 5 分で読めます

ワイオミングのBlockchain StampedeでCardano Day

2024年9月16~21日、ブロックチェーン愛好家、開発者、リーダーたちが一堂に会した知識の共有と革新の一週間、第7回年次Blockchain Stampedeが開催されました。これは、世界でも有数の魅力的な暗号会議です。

ワイオミング州はブロックチェーン規制の世界的リーダーであり、暗号通貨、デジタル資産、スマートコントラクトに関連する2,000を超える法律を議論し、可決してきました。このリーダーシップはこのStampedeでも際立っており、Chris Rothfuss上院議員、Chuck Gray国務長官、Mark Gordon知事などの重要人物が見識を披露しました。

Dardano Dayイベント

教育スペシャリストのJesse SmithとAntonio Ibarra、プロダクトマネージャーのAlejandro Garcia、教育ディレクターのLars Brünjes(オンライン参加)らInput | Output(IO)教育チームは、Stampedeの6日目にCardano Dayイベントを開催し、一連の発表を行いました。

まず、Jesse Smithが、Cardanoの歴史と主要機能、分散化、Hydra、エディンバラ分散性インデックスの分析に関するプレゼンテーションを行い、詳細なグラフを交えて知見に富んだCardanoの概要を説明しました。

Alejandro Garciaは「There is no Magic」と題した発表で、ハッシュ関数に焦点を当てながら、バイナリコードからブロックチェーンへの旅を案内しました。デジタル署名とブロックチェーンの背後にある複雑な数学を、ホワイトボードを使用しながらシンプルでわかりやすく分解して解説しました。

イベントの3番目の発表はLars Brünjesで、トピックはステークプールオペレーターのためのCardanoのインセンティブメカニズムに関する研究でした。彼はゲーム理論を用いて、インセンティブがいかに分散型のグローバルコミュニティを育むことができるかを実証しました。

続いてAntonio Ibarraが、拡張未使用トランザクションアウトプット(EUTXO)モデルに関する発表とAikenを使用したスマートコントラクトのデモンストレーションを行い、実世界での応用の可能性を示しました。

イベントのハイライトは、箱の中のパワフルなテストネットであるステークプールラボの初お目見えでした。それぞれがプレビューテストネットに接続したノードを実行する22のRaspberry Piがわずか150ワットで動作し、従来のプルーフオブワークブロックチェーンよりも優れたCardanoのエネルギー効率を示しました。

ブロックチェーンラボの動画

イベントの締めくくりには、Intersect MBOの非エグゼクティブディレクターでワイオミング大学ブロックチェーンデジタルイノベーションセンターのディレクターを務めるSteven Lupien氏が、グローバルなCardanoコミュニティを支援するIntersectの役割についてのビジョンを共有しました。彼は、各個人がどのようにして地域の取り組みに積極的に貢献できるかを説明しました。

ワイオミング大学生と今後のコラボレーション

IOの教育チームは、ワイオミング大学のブロックチェーン学生クラブへ注目を呼びかけています。学生たちは、マイナーのセットアップ、スマートコントラクトプログラミングの研究、会議開催の支援など、現在取り組んでいるエキサイティングなプロジェクトを紹介しました。

Blockchain StampedeでのCardano Dayイベントはとても楽しい経験で、参加者と講師は将来のために新鮮なアイデアとエキサイティングなプロジェクトを残しました。

大学でDardano Dayの開催を希望するなら、IOの教育チームは喜んで参加します。このためには、Alejandro GarciaまたはNiamh Ahernまで、コラボレーションの可能性とイベントの詳細についてメールでご相談ください。

イベント写真

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執筆協力:Jesse Smith、Antonio Ibarra