Cardanoワーキンググループへの参加方法

Cardanoエコシステムは、この一年で飛躍的に成長しました。この成長とともに、いくつか同時進行で拡大すべき開発分野が存在します。コミュニティの協力を介した有用性と相互運用性の分野に取り組む方法の一つは、多くの非公式な開発者のワーキンググループ（WP）を集めることです。これがどのようのものか、どのように参加するかを説明します。

ワーキンググループとは何か

ワーキンググループとは、一つのテーマに関して専門家と熱心なコミュニティメンバーが集まったものです。各グループは、エコシステムの成功と普及を推進するソリューションに関して、独自の目標を設定します。

Input Output Global（IOG）は、現在こうしたグループの形成とブートストラップをサポートしています。最終目的は、意思決定プロセスとソリューションの実装に関して自己動員および協力できるようコミュニティをエンパワメントすることです。

ワーキンググループの種類

ニーズとコミュニティの動員意欲に基づいて形成されるWGが増加する中で、IOGは現在、コミュニティメンバーに次のグループへの参加を呼び掛けています。

開発者エクスペリエンス

DApp開発者の抱える問題点を特定するためのグループです。参加者は、エコシステムに効果的に役立つ改善点や機能リクエストをトリアージして、優先順位をつける手助けをすることができます。エコシステムの他のプレイヤーと協力して、CardanoのDApp開発のためのソリューションの構築に参加することができます。さらに、主要な利害関係者の特定、Cardano Improvement Proposals（CIP）の作成、貢献、（必要に応じて）資金とリソースの提供支援（Project Catalystを通じてなど）も含まれます。

認定

Cardanoおよび業界全体に、認定のメリットについての理解を促すことを目的としています。さらに、より多くのDAppが認定プロセスを受けることを奨励し、認定および監査プロセスのベストプラクティスと標準を作成することを目指します。

相互運用性

Cardanoと他チェーンをつなぐ、分散型ブリッジの構築をサポートします。クロスチェーンソリューションが増えれば増えるほど、ユーザーエクスペリエンスの多様性は高まり、コミュニティが単一のエコシステム内に囚われずに済むようになります。

ステーブルコイン

ステーブルコインは、ブロックチェーンがより幅広く普及することを妨げている理由の一つである暗号資産の変動性に対処する上で欠かせません。いくつかのソリューションはすでに稼働していますが、このグループはベストプラクティスと専門知識を組み合わせて、Cardanoのステーブルコイン実装をサポートします。

参加方法

WGへの参加希望は現在受付中です。コミュニティメンバーは、自分の好きなグループへの参加を申請することができます。WGへの参加は、メンバーの証人と申請者の資格によって決まります。

上記WGへの参加に関心があり、関連する専門知識を持つ場合には、登録フォームを使ってぜひ申請してください。