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次回資金調達ラウンドに先立ちProject Catalystをリポジショニング

Catalystは次回ラウンドの開始前に戦術的な休止を取ってFund9の結果を評価します

2022年 11月 1日 Tim Richmond 5 分で読めます

次回資金調達ラウンドに先立ちProject Catalystをリポジショニング

イノベーションとコラボレーションはProject Catalystの二大設立理念です。各資金調達ラウンドを通じて、Input Output Global, Inc.(IOG)は、Catalystが現実世界に前向きな影響を与えられるようなプロジェクトやアイデアを持つ人々をサポートできるよう努めています。

IOGは、人々が自分のアイデアを探求し発展させる力を与えることに信念を持っています。このコラボレーションは、連鎖的なイノベーションと成長につながり、多くの場合、人生を変える新しい機会をもたらします。

Project Catalystは多くの偉大な実績を上げています。6100を超える提案を受け付け、処理し、投票数は170万に達し、およそ1200プロジェクトに資金を調達しました(2022年だけで800)。これらの実績は、Project CatalystとCardanoエコシステムにかける情熱と信念の証左です。

Fund9の結果

Fund9では、その後の資金調達ラウンドで回答される10の課題とともに、205の提案が資金調達の対象に選ばれ、Fund8から53%増加して364,000票以上が投じられました。そして9プロジェクトがCardashift Catalyst Nativesチャレンジへの参加を認められました。

Project Catalystは、資金提供されたプロジェクトに関してマイルストンベースのレポートも試行しています。DApps、Products, Integrationsの各チャレンジで資金提供されたプロジェクト、および7万5,000ドル相当の資金を要求したプロジェクトは、資金を受け取り続けるために、明確なマイルストンに基づいて要件を報告し、マイルストンの声明と達成の証拠を提供していく必要があります。

マイルストンベースの報告メカニズムに移行することで、プロジェクトへの信頼が強化され、コミュニティへ進捗状況が示されます。さらに、これはCardanoトレジャリーとコミュニティのための追加的な保護層であり、要求された金額を受け取る前にプロジェクトが計画どおりに実行されるようにします。

クールダウン期間:一休みして振り返る時間

Fund9の終了に伴い、プロセスを成熟させ、簡素化し、より自律的にし、包括性を維持し、より広範なCardanoエコシステムに価値を示し続ける必要があるという認識が広まっています。その結果、いくつかの重要な変更と更新が予定されています。

スローダウンすることにより、Catalystの参加者たちはプロセスを確認し、改善の機会を熟考し、意味のあるイテレーションを行うことができるようになります。クールダウンを設ける重要な理由の1つは、次の締め切りに急いで向かうことなく、全体として明確にできることがあることです。したがって、一連の結果に注目しましょう。

こうしたことから、Fund10の開始日はまだ設定されていません。その代わり、Project Catalystは次の資金調達サイクルに移る前に、すべてのサインや経験を検討します。今後のブログで、変更についてと、将来の計画を説明します。

今後のイテレーションとコミュニケーション

Project Catalystは、個人が共通の目的に向かって協力、革新することに依存した有機体です。したがって、ハイペースで常に変化する環境の要求を満たすためには、流動的かつ動的であり続けることが不可欠です。明確な目的地があると、目標に向けたコース作成は簡単になります。このプロセスで最も重要な部分は、全関係間のコミュニケーションです。

Catalystコミュニティは、遡及的なセッションを議論および開催し、結果を文書化して共有することを歓迎し、奨励しています。現在、Fund9のフィードバックフォームが利用可能となりました。このフォームを使って、注意が必要なギャップや領域の特定にご協力ください。

アンケート結果は、重要点とともに公開されます。参考までに、Fund8のバージョンをご覧ください。

参加方法

Project Catalystに積極的に参加したい場合は、まず、CatalystのコラボレーションプラットフォームであるIdeascaleでアカウントを作成してください。

Project Catalystの進捗状況の定期更新を得るには、Catalystメーリングリストに登録し、DiscordTelegramにご参加ください。

Tim Richmond

Tim Richmond

Marketing and Communications Manager

Marketing & Communications