dReps（委任代表団）のコンセプトを紹介

最近行われたProject Catalystタウンホールで、IOGは投票権委任の概要、委任代表団（dReps）の役割を発表し、関心を表明するために参加に熱意を持つ人々を招待しました。これには素晴らしい反応があったため、ここでさらなる詳細を紹介します。

Project Catalystは一年足らずで世界最大の分散型イノベーションファンドになりました。これは、Cardanoコミュニティにより推進される、進行中の開発と持続可能なイノベーションの中心となります。Fund8では1,000近くの提案が提出され、Catalystは2022年を通じて2,100を超える提案に資金を提供する予定です。これは驚くべきことです。

このCardanoエコシステムのたゆまぬ成長は、Cardanoコミュニティ全体として素晴らしいニュースです。しかし、指数関数的成長により課題も生まれます。提案数の増加に伴い、コミュニティがレビュー、投票する責任も増していきます。すべての提案がふさわしい注目を受けるために、そして、たゆまぬ成長をサポートするために、持続可能性を確保できる新たなシステムが必要となります。

委任制は、ADA保有者が自分の投票権を1人または複数人のdRepsに委任することを可能にします。これにより、より受け身の投票者でも引き続き意見表明する機会を得られ、それが個人的に確認、評価できる以上の提案に実施されます。

dRepsはProject Catalystで大多数の提案に投票し、次に各Fundで意思決定のクオリティを向上させます。dRepsはポリシーの調整と形成を共に行い、データのソースを調べレビューを行い、専門家に相談し、最終的にはコミュニティが提唱した多数のプロジェクトやトピックに投票します。

dRepsの導入は、コミュニティが学び、成長し続ける中で、もう1つのエキサイティングな前進となります。今後数週間、数か月、代表が今後のProject Catalystファンドで活動を展開していくにつれ、より多くのお知らせ、話題をお届けします。包括性と多様性を高めるために、IOGは最初のdRepコホートへの参加申請受付を再開しました。

今後数週間内に、IOGは、dRepsになる意味やインセンティブモデル、Project CatalystへのdRepsの影響などの詳細について、一連のワークショップを開催する予定です。